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大分・九重町の「龍門の滝」で滝開き 水しぶき&歓声で暑さ一掃

夏空の下に水しぶきと歓声が広がった「龍門の滝」滝開き

夏空の下に水しぶきと歓声が広がった「龍門の滝」滝開き

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 大分県九重町の「龍門の滝」(九重町松木)で7月15日、恒例の滝開きが開かれ、多くの家族連れが水しぶきを上げながら滝滑りを楽しんだ。

滝前の広場で行われた丸太切り競争

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 高さ約20メートル、幅約40メートルの2段の滝で、緩やかな傾斜の2段目の滝は天然の滑り台となっている。浮き輪やマットなどに乗って水流下りを楽しめるとあって夏場の週末や夏休みには大勢の人でにぎわう。

 滝開きは地元住民でつくる「龍門の滝保勝会(佐々木信介会長)」の主催で、今年で53回目。15日は滝の横に建つ寺の境内で10時から滝開きの法要を行った。読経、焼香の後、佐々木会長が「地域の人の協力に感謝したい。これからも力を合わせて滝や環境を次世代に継承していきたい」とあいさつ。日野康志九重町長が「滝開きは夏のスタートとなる重要な行事。1年事故なく楽しんでほしい」と祝辞を述べた。

 夏本番の好天に恵まれ、九州ほか山口県などからも親子連れらが来場。滝前の広場には色とりどりの日よけ用テントが並んだ。会場には飲食店や休憩所が設置されたほか、餅まきや丸太切り競争などのイベントも行われた。

 滝中央の「滑り台」は水流が少なめで初心者に人気のコースとなっている。滝途中の平らな岩場をスタート地点に、水着姿の子どもや女性が歓声を上げながら次々と滑り降りた。

 福岡県飯塚市から家族4人で訪れた田中浩さん(44)は「初めて来たが、想像以上に気持ちいいし面白い。暑さも忘れるぐらい親子で楽しめた」と笑顔で話していた。

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