臼杵の中心街で飲み歩きを楽しむ「臼杵酒場放浪記」が11月14日、5年ぶりに開かれる。3枚つづりのチケットを購入すると、参加店舗で1枚につき一品料理とドリンク1杯を楽しめる。
2013(平成25)年にまちを盛り上げ、臼杵の魅力を再発見してもらおうと、飲食店や酒蔵などの関係者5人が実行委員会「臼杵盛り上げ隊」を立ち上げて初開催。2019(平成31)年の第6回まで不定期で開いてきた。その後コロナ禍などを経て中断していたが、「そろそろという時期を迎え」第7回として5年ぶりの開催を決めた。
5年の間に新規オープンした店もあり、前回よりも11店多い33店が参加。居酒屋に日本料理店にバー、イタリア、スペイン、インド・ネパールなどの料理店も名を連ねる。ドリンクは生ビール、ワイン、焼酎、ハイボール、ソフトドリンクなど、料理はピザ、牛すじ煮込み、唐揚げ、郷土料理の「きらすまめし」やフグのあえ物などを提供する。
全ての店が街の中心からほぼ徒歩5分圏内にあり、利用者はメニューと営業時間付きのマップを手に「はしご酒」を楽しむことができる。隊員の足立理恵さん(久家本店)は「一度にいろいろな店に行ける。時間やメニューなどあれこれ考えながら移動してもらえれば」と話す。
平日の開催だが、「毎回、どこにこんなに人がいたんだというほど街がにぎやかになる」と隊員の石崎恵さん(ラ・マンチャ)。「1枚当たり900円(前売り)はかなり得だと思うし、メニューや値段もはっきりしている。どんどん店に飛び込んで臼杵の夜を楽しんでほしい」と呼びかける。
前売りは2,700円。臼杵市観光交流プラザ、スペイン料理ラ・マンチャ(12日まで)、11DOG DINER(13日まで)で発売。当日券は3,000円で11DOG DINER前の運営本部(TEL 090-8836-5296)で販売する(17時~21時)。