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別府駅「べっぷ駅市場」リニューアル2カ月 3つの新スペースが集客に一役

べっぷ駅市場「新通り」には「チャレンジショップ」が並ぶ

べっぷ駅市場「新通り」には「チャレンジショップ」が並ぶ

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 JR別府駅高架下「べっぷ駅市場」は、12月1日にリニューアルオープンから2カ月を迎える。

べっぷ駅市場のシェアキッチン

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 新市場は、新宮通りを挟んで、北(別府駅)側の「新通り」と南側の「本通り」に分かれる。「新通り」は屋外に面しており、屋内型の「本通り」には既存店などが並ぶ。

 リニューアルに際し、「新通り」に「キッチンカースペース」「チャレンジスペース」、「本通り」に「シェアキッチン」という営業空間を貸し出す3つのスペースを設けた。それぞれ地域の小型店などの入れ替わり利用があり、市場の利用客増に一役買っている。

 「シェアキッチン」は既存店に並ぶ形で「本通り」の一角にオープン。約23平方メートルの業務用の厨房設備を完備し、近くには30人以上が利用できるイートインスペースがある。

 これまでに「hitoyoshi~カフェとレストランのあいだ~」(大分市)、「SUNNY FOOD CAFE&MUSIC」(別府市)、「ニューバサラ」(同)などが出店し、リニューアルを盛り上げてきた。利用者からは「行ってみたかった店が次々と出店してくれるのでうれしい」「店が変わるたびに必ず来るようにしている」などの声が上がる。出店スケジュールはインスタグラムで確認できる。

 「キッチンカースペース」は2台の利用が可能。カレーの「PAPRIKA(パプリカ)」(別府市)、福岡県から「回転焼ももや」などが出店し、各地のイベントなどで提供しているメニューを販売している。

 「チャレンジスペース」は、新規開店希望者、店舗を持たないオンラインショップ、新規顧客開拓を図りたい店主などが気軽に利用できる。約6~12平方メートルの4区画があり、規模によって選ぶことが可能。これまで津久見市や豊後大野市が民間企業と共にPRイベントの場所として活用したほか、数店舗がリピート利用している。

 別府市楠町のジェラートショップ「Onsen Dolce」は10月から「チャレンジスペース」を利用。大分県の特産品カボスや「フジヨシ醤油」(別府市)を使ったジェラート、「大分角煮まんじゅう」などを販売している。

 店主の緑川一徳さんは「まだまだチャレンジしていく立場。別府の文化を作ってきた市場で挑戦したかった」と話す。「観光客や市場の利用者など楠町での営業とは客層が異なるし、オープンな店構えで自ら店前を歩く人に声を掛けられることも大きい」と手応えを感じ取る。「他店と協力しあえる環境も魅力的」とも。

 JR九州ビルマネジメントの西原数顕別府支店長は、「新市場に興味を示す若者やシェアキッチンなどを目当てに足を運ぶ新規利用者が増え、全体の利用数は格段に増加している」と話す。「今後は駅利用者と市場をつなぐイベントなどで観光客が訪れやすい導線を強化し、高架下の活性化を図りたい」と意気込む。

 「べっぷ駅市場」は、1966年の駅高架化時に整備された長さ約200メートルの商店街。市民の「台所」として親しまれてきたが、老朽化が進んでいたことから全面改修工事に着手した。1期エリアは今年8月に完工し10月1日にオープン。2期エリア開業は2026年夏の予定。現在、3つのスペースを含む利用者や出店者を募集している。

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