大分のフンドーキンマンション(大分市中央町)で毎週土曜・日曜、南蛮灯籠制作ワークショップが開催されている。
同イベントは来春開業予定の大分駅ビルや大分県立美術館の開業に向けて、中心市街地のにぎわいを創出し、回遊性を高める「大分ヒロガルシティ」プロジェクトの一環として開かれている。
大分市内を中心に、ピンクのTシャツを着用した「スマイル隊」のメンバーが講師となって約5000個を目標に参加者を募集する。できた灯籠は3月21日から開催予定の同プロジェクトのメーンイベントで一斉に点灯を予定している。
この日参加した大分南高校1年生の津久間七虹(つくまななこ)さんは、「時間があれば毎週参加している。簡単にできて楽しい。見る人の印象や思い出に残るような灯籠を作りたい」と意気込む。スマイル隊隊長の中村さんは「少しの時間でも多くの人にこのイベントに関わりを持ってほしい。自分が作った灯籠がまちづくりの一つになっていくことを感じてもらえれば」と期待を寄せる。
開催時間は14時~17時。