「新しいパパの働き方」の著者、徳倉康之さんが12月11日、ホルトホール大分(大分市金池南1)会議室で講演会「パパの笑顔が社会を変える」を開く。主催は大分大学医学部付属病院、女性医療人キャリア支援センター(由布市狭間町医大ヶ丘1、TEL 097-586-5715)。
同講演は、医療に携わる女性が抱える問題や求める支援など、多くの医療従事者の声を聞きながら支援策を構築し、女性のみならず医療人全体の意識啓発を目的に2014年12月に設立された同団体の1周年記念講演会として開く。
徳倉さんは総合病院勤務医として働く妻と互いにキャリアや働き方を相談し、自身が8カ月の育児休業を取得。働き方・意識の大きな変化が生まれ家庭を重視し、効率的な働き方をすることで業績にも連動することを経験した。自身の子育てをきっかけにNPOに転職し、全国の企業や自治体、医療機関などで「イクメンパパ」として講演活動を行っている。
同団体の宮崎直美さんは「講演を機会に男性の育児参加、女性のさらなる社会進出、出産、育児などでキャリアを中断せざるを得なかった人の支援につながるとともに、『効率的な働き方をすることで業績に連動する』講師の経験を多くの人に参加し聞いてもらえれば」と参加を呼び掛ける。
開催時間は18時(17時30分開場)~19時30分。参加無料。無料託児サービスも用意する(要予約)。申し込みは電話・メールで受け付けている。