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大分で画家・高山辰雄さん原画のどんちょう譲渡 引き取り手を公募

画家・高山辰雄さん原画のどんちょう

画家・高山辰雄さん原画のどんちょう

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 大分県教育委員会(大分市府内町1、TEL 097-506-5494)が現在、県立芸術会館(大分市牧緑町)の文化ホールで使われていた緞帳(どんちょう)の引き取り手を募集している。

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 画家の故・高山辰雄さんが描いた作品「豊後」が原画のどんちょうは、つづれ織りで、高さ約8メートル、幅約20メートル、重さ約720キロ。2012年の同館閉館まで約35年間にわたり使われていた物。1977(昭和52)年に百貨店「トキハ」が寄贈し、台帳上の価格で2,500万円という。

 譲渡は市町村、公共団体、企業、個人などが対象で、公用や公共目的の用途を条件としている。審査を行い無償で譲渡する。

 県教委文化課の法雲淳(ほううんあつし)専門員は「大分県民にも親しまれたどんちょうの本来の用途でできるだけ活用してもらえる先が見つかれば」と期待を寄せる。

 応募者が無かった場合は、募集期間の延長や条件を緩和し一般入札による売却を検討するという。

 応募締め切りは10月31日。

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