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別府大学公募のキャラクター大賞、シイタケ家族「おおいた家」大賞に

キャラクター大賞に選ばれた「おおいた家」

キャラクター大賞に選ばれた「おおいた家」

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 別府大学(別府市北石垣、TEL 0977-67-0101)が2月2日、公募した「大分キャラクター大賞」の入賞作品を発表した。

一般部門最優秀賞「おんせん犬」

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 大分の魅力を全国へ発信することを目的に開かれた同イベント。県内の文化(観光地、人物、伝説、特産品、文化財など)を象徴するキャラクターデザインを一般部門(大学生・一般)、高校生部門の2部門を昨年8月~11月に募集した。

 応募者は夫婦や親子で共同して作った作品や海外から応募の作品など7歳~83歳の、一般部門=431作品(県内45、県外386、海外1)、高校部門=133作品(県内51、県外82)の総数=564作品。審査の結果12点の作品が選ばれた。

 大賞作品は、県の特産品シイタケを使ったキャラクターで親しみやすいデザインや色彩が特徴の「おおいた家(け)」。東京都在住の酒井有紀さん(24)の作品で、名称に「大分県」と「しいたけ」、「おおいた家」の3つを語呂合わせに使用するなど「面白さ、完成度の高さが評価された」という。

 そのほか、最優秀賞一般部門=「おんせん犬(おんせんけん)」本山清数さん(兵庫)、高校生部門=「別府ライダーBAMBOO」吉村允良(別府翔青高校3年、大分)、優秀賞一般部門=「オーイタン」池田克也(埼玉)、「おんどりくん」平山智也(神奈川)、高校生部門=「カボンキー」松崎優愛(真颯館高校1年、福岡)、「カ・BOSSさん」木内魁人(英明高校3年、香川)などが選ばれた。

 実行委員会の金孝源(キム ヒョンウォン)代表は「予想よりも多くの応募があった。県外からの応募作品は、温泉、カボス、サル、シイタケを素材とした作品が圧倒的に多くみられた。その反面、県内の応募では、歴史的な人物や多様な特産物など、審査委員が驚かされるような作品もあった。応募者が作品制作を楽しんでいたことが感じられて、楽しく審査ができた」と話した。

 入賞作品は同大のホームページで公開している。1次審査を通過した作品を同大の卒業制作展に合わせて大分県立美術館で展示する(2月6日~12日)。

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