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大分で「春一番」 3月下旬の陽気にウメの花揺れる

うららかな日差しを受けるウメの花

うららかな日差しを受けるウメの花

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 大分地方気象台が2月14日、県内を含む九州北部地方に「春一番」が吹いたと発表した。

ようやく咲き始めた吉野梅園のウメ

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 観測は昨年よりも2日早く、過去10年では2009年の2月13日に次いで2番目の早さとなった。各地の最大瞬間風速は、由布市で14.5メートル、宇佐市で13.4メートル、日田市で13メートルなど。大分市は7.9メートルだった。

 県内には南から暖かい空気が入り込み各地で気温が上昇。大分市は最高気温15.6度(平年11.4度)まで上がり、3月下旬並の暖かさとなった。

 「吉野梅まつり」が開かれている吉野梅園(大分市杉原)では、陽気に誘われてウメの花が咲きほころんだ。今年は寒波の影響で開花が遅れ気味で、園内のほとんどの木はつぼみの状態だったが、日当たりの良い斜面に植えられた木では淡紅色の十数輪が花開き、時折吹き付ける風に揺れていた。

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