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大分県がウェブラジオ「大分で会いましょう。」 新目線の大分発信

大分県の新企画「大分で会いましょう。」

大分県の新企画「大分で会いましょう。」

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 大分県は新プロジェクト「大分で会いましょう。」を開始する。各界で活躍するゲストを招き、対談を専用サイトで生放送するほか、その後の旅や散策についてもSNSなどで配信。新しい目線が大分を深掘りする様子を届ける。

キックオフイベントのチラシ

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 「おんせん県おおいた」のアピール動画「シンフロ」「プレミアムフロイデー」で獲得した知名度を礎に、温泉の先にある一歩踏み込んだ大分を全国に紹介する目的で企画した。

 プロジェクトは移動型ネットラジオとして実施する。柱は「ミーティングツアー」。ゲスト2人を「佐伯市の古民家」「別府市の老舗バー」など、県内に設定した待ち合わせポイントに招き、これからの行動について話し合い、実際に旅や散策をしてもらう。対談の様子を6月4日に開設した専用サイトでライブ配信。旅についての情報もダイジェスト映像や記事にして同サイトや公式フェイスブック、ツイッター、インスタグラムのSNSで配信する。キャッチコピーは「せっかくだから 大切な話は、大分で。」。

 ツアーは7月から来年3月までの期間に8回行う。第1回は7月4日に実施。ゲストは写真家の保井崇志さんと栗山喬さんを予定している。以降のゲストには各分野で影響力を持つ漫画家、音楽家、フードエッセイストらを予定。各回のゲストの数は未定。

 県広報広聴課の担当者は「いわゆる観光地などに縛られない、県外の人の目線による新鮮な気付きに期待したい。私たちが見過ごしていた空間や風景を切り取ってもらえれば」と話す。

 プロジェクトは視聴者参加型としても展開。ゲストと地元の人たちとの交流を通して生まれる新しい企画などを視野に入れる。SNSツールを通して、ゲストの希望や推薦、お気に入りの場所の紹介といった意見や情報も積極的に受け入れていく。「ミーティングツアーという器だけを作った。中身はどこまでも流動的で参加するゲストや視聴者の思いがそのまま形になる」

 6月24日には東京・渋谷区で「キックオフイベント」のトークショーを開催する。別府市鉄輪温泉「湯治柳屋」の橋本栄子さんと「くらしのきほん」編集長の松浦弥太郎さんが対談する様子を15時からライブ配信する。会場では別府市の「料理建築家」宮川園さんが大分の食材を使った創作料理を振る舞う。事前予約制で入場料2,000円。専用サイトなどから申し込む。同様のイベントは年度末に大分でも開く予定。

 同課では「これまでの『シンフロ』関連とは異なり、プロジェクト開始時点での成果物はない。1回2回と積み重ねていく中で形になっていく。これから生まれる大分の新しい物語に期待してほしい」と意気込む。

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