食べる 買う 暮らす・働く

大分市の「大分オーパ」店内公開 「美食トレンド」発信するファッションビルに

内部が公開された「大分オーパ」(4階・リストランテクインディッチ)

内部が公開された「大分オーパ」(4階・リストランテクインディッチ)

  • 189

  •  

 大分市の中心街に6月1日にオープンする都市型商業施設「大分オーパ」(大分市中央町1)の内部が5月30日、関係者に公開された。オープン時は約8割の店舗が「食」関連。食に特化したファッションビルとして大分や世界の「美食トレンド」を発信していく。

14店舗を集めた2階フードホール

[広告]

 流通大手イオングループのOPA(オーパ、千葉市)の直営店として24店舗目。大分フォーラスの跡地に、「食」に特化した「Wonder Food Experience(ワンダーフードエクスペリエンス)」として展開する。地上4階建てで、延べ床面積は約7500平方メートル。商圏は車移動30分圏内で対象数は60万人。初年度入館数400万人を目指す。

 九州初14店、大分初11店、地元16店を含めた47店でオープン。このうち36店が飲食関連となっている。1階は鮮魚、青果、総菜、スイーツなどの食品売り場で、2階は大分のほか東京や福岡の人気飲食店を集めたフードホール。3階は雑貨店やエステティック店、ヘアサロンなど生活関連のフロアとした。4階はイタリアン、焼き肉、メキシコ料理などのレストラン街で、テラスを併設した。

 報道陣向けの内覧会では安達有美館長が、天窓で採光する「トップライト」や吹き抜け構造などについて解説。4階テラスの「ルーフトップガーデン」やイタリア料理の「リストランテクインディッチ」、3階の雑貨店「リソーセントラル」、2階のスイーツ店「ジラフクレープ」や親子丼の「築地鳥一味」、1階の対面販売を特徴とする青果店「ヤオヤダエン」やスイーツ店「台湾甜(てん)商店」など、各店を順に説明して回った。

 グランドオープンを前に安達館長は「ファッションビルとして、食のトレンドを紹介していくスタイルを追求したい。大型商業施設や商店街と一緒に大分駅前を一大ショッピングセンターのようなエリアにできれば」と抱負を述べた。

 30日・31日は主に地域住民らを対象とした「ソフトオープン」を実施。グランドオープンは6月1日。オーパほか各店舗で記念特典を用意している。営業時間は1~3階=10時~21時、4階=11時~23時。

大分経済新聞VOTE

大分県の1番の魅力は?

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース