大分の府内五番街商店街一帯で5月31日、大分県立芸術文化短期大学の学生と商店街のコラボレーション企画「府内学生フェスタ」が開かれる。
今回で5回目となる同イベント。テーマの「PRAY FOR JAPAN ACTION FOR OITA」は東日本大震災後の第2回フェスタで生まれたスローガン。「日本の再建を祈り、若者として、大分のために行動しよう」という願いが込められている。
大友歴史保存会とタイアップし、芸短生による「大友ガール」のコスプレも加わる。演劇集団「P-nuts」のライブやシンガー・ソングライター「Hannah」(ハンナ)さんのライブのほか、学生フェスタに賛同したアーティストなども出演。
夜のイベントでは、18時40分ごろから約3000個を用意した「紙コップキャンドル」の点灯式や「日本一小さな花火大会」などを予定している。
商店街では同日に合わせオープンカフェを開く。5カ所の各拠点周辺の8店がメニューなどを置きドリンクやフードを提供する。
同商店街副理事長の藤井さんは「商店街に学生がたくさん来て町中の魅力を知ってほしい。一緒に盛り上げることができれば」と期待を寄せる。
学生代表の松浪由佳さんは「4月中旬からみんなで準備を進めてきた。3000個の紙コップキャンドルには絵を描く事もできる。家族などで参加して、学生・商店街と一緒に街を盛り上げて楽しんでもらえれば」と来場を呼び掛ける。
開催時間は14時~20時。参加無料。