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別府市の京町自治会が対コロナ「独自給付金」 町会費切り崩し300世帯に1万円

京町自治会が「独自給付金」に添えた手紙

京町自治会が「独自給付金」に添えた手紙

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 別府市の京町自治会は4月29日、管理している自治会費を切り崩し、町内約300世帯に1万円ずつを配布した。新型コロナウイルス感染拡大予防による自治会行事の自粛から生まれた独自の対応で、自治会長の山下勝さん(74)は「息苦しい時が続くが、元気に過ごすために役立ててもらえれば」と話している。

別府市京町自治会の山下会長

 市内145自治会のうちの1つ。JR別府駅の北側に位置し、温泉施設の北浜温泉(テルマス)や別府中央小などがある。住民数は700人以上。自治会費は月額400円で、町内の管理費や行事開催時の補助費などに充ててきた。

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 今年も貸し切りバスを使った日帰り旅行を予定していたが、新型コロナの影響で日程を組むこともなく中止。ボランティアとしてサポートしている「べっぷ鶴見岳一気登山」(4月12日)もなくなり、住民同士が触れ合う機会も減っているという。

 会費の還元は、そうした状況を背景に役員で話し合い、各家庭の許可を得た上で決めた。会費を2年以上収めている世帯を対象とし、金額は25カ月分に当たる1万円とした。「おいしいものでも食べて元気を出して」と書いた手紙を添えて配布した。

 独自の給付金を受け取った住民からは「思いもかけない還元でとにかくうれしい」「毎年楽しみにしていた旅行に行けず残念に思っていたが、町民のことを考えてくれているのが分かって良かった」との声が寄せられているという。こうした喜びの報に、山下会長も「ホッとしている。良い使い道だったと思う」と笑顔。

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