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大分県立美術館「OPAM」開館へ 開館記念展モダン百花繚乱「大分世界美術館」も

4月24日オープンの大分県立美術館OPMA(オーパム)

4月24日オープンの大分県立美術館OPMA(オーパム)

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 大分県立美術館OPAMオーパム(大分市寿町2、TEL 097-533-4500)が4月24日、オープンする。

記者会見の冒頭で挨拶する新見隆館長

 「五感で楽しむ」「出会いによる新たな発見と刺激」がコンセプトの同館。地上3階、地下1階で、延床面積は約1万8000平方メートル。設計はプリツカー賞を受賞した坂茂(ばんしげる)さん。総事業費は約100億円。

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 1階アトリウム「ユーラシアの庭」にはおもりの入った高さ5メートルの花柄バルーンが並ぶ作品「ユーラシア・ガーデン・スピリット」が来場者を出迎える。来場者が実際に触る事ができ、揺れ動く様子を実際に感じる事ができる。

 同23日に開かれた内覧会では、同作品作者でオランダのデザイナーのマルセル・ワンダースさんはじめ、同館1階アトリウム展示作品「水分峠の水草」作者の須藤玲子さん、「大分観光壁」のはと時計や灯籠の現代アート作品などを手掛けたミヤケマイさんらが、開館の喜びと各作品の成り立ちを話した。

 同日、記念式典で新見館長は「待ちに待ったOPAMは、世界一の美術館と言っても過言ではないすばらしい美術館。開館記念展では国内外の有名美術館などからたくさんの名だたる第一級作品をお借りし、200点あまりの作品を展示する事ができた」とあいさつ。

 大分県内に5つの製造・販売工場を持つキヤノンとNPO法人京都文化協会は、「多くの人に日本の貴重な文化財の価値を身近に感じてもらいたい」との思いから、「綴(つづり)プロジェクト」(正式名称=文化財未来継承プロジェクト)で製作されたボストン美術館所蔵品、長谷川等伯「龍虎図屏風」の高精細複製品を大分県立美術館へ寄贈した。

 キヤノン人事本部副本部長の中村さんは「大分県立美術館の開館のタイミングで寄贈することを大変喜ばしく思う。龍虎図屏風の素晴らしさを多くの人々に見てもらえれば」と来場を呼び掛ける。

 開館記念展「モダン百花繚乱『大分世界美術館』」では、「大分が世界に出会う、世界が大分に驚く」をテーマに、国外6カ国8カ所、国内18都道府県55カ所から総数223点の名作を展示する。アンディ・ウォーホル、ピカソ、ダリなどの世界的コレクションや、日本画の巨匠、横山大観、円山応挙などの作品も展示する。7月20日まで。

 開館時間は10時~19時(金曜・土曜は20時まで)。入館料は一般=300円、大学・高校生=200円、中学生以下無料。

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