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大分・夏の風物詩「府内戦紙」 初の女性実行委員長で

8月5日・6日に開催される「第32回府内戦紙(ふないぱっちん)」

8月5日・6日に開催される「第32回府内戦紙(ふないぱっちん)」

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 大分で恒例の夏祭り「第32回府内戦紙(ふないぱっちん)」が8月5日・6日、市内中心市街地で開催される。主催は大分商工会議所青年部(大分市長浜町3、TEL 097-536-3268)。

昨年の府内戦紙の様子

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 事前に申し込みを行い、当日法被を着て1人からでも参加できる市民参加型の同祭り。名前の由来は、発足当時の佐藤益美市長が「子どものころ遊んだ『ぱっちん』の絵柄のようだ」と評したことから。今年は佐藤理沙さんが女性で初めて実行委員長に就任した。

 今年のテーマは「百花斉放 『絆』を深める豊後府内の光」。「昔からつくられてきた『絆』によって府内の町が今ここにあり、これからのさらなる活性化に向けて、現在もつながりを深めて動き続け、府内の町に光を放ち、明るい町にしたい」と決定した。

 昨年より1社増え、企業や団体などが独自で保有する山車17旗と主催者所有の2旗の計19旗と、昨年同様900人以上が参加を予定し総勢約4000人で会場を盛り上げる。初の女性実行委員長を意識し、女性の武将をイメージした演出も行う。

 当日は七夕まつり開会式・子どもぱっちん出陣式で開幕。その後、メーンの府内戦紙出陣式が参加者のみで行われ、19時10分ごろから甲冑(かっちゅう)を着た騎馬隊の滑走と豊後潮太鼓のコラボレーションによるオープニングを展開。参加者団体の山車と踊り隊が一斉に入場する。

 佐藤実行委員長は「初の女性実行委員長という意識は特にない。これまで仲間たちと作り上げて一緒にやってきたことは性別で変わる物ではない」と自信を見せる。「今年は地震があった中で、参加団体は大分の元気をアピールしようと練習から気合が入っている」とも。

 初日参加できなかった人にも楽しんでもらいたいと今年初めて、2日目にも飛び入り参加可能な踊りの場を用意する。

 開催時間は18時30分~21時30分。有料観覧席は主催者事務局かトキハ会館プレイガイド(TEL 097-538-3111)で販売。椅子席(前売り1,000円、当日1,500円)以外完売している。

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