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東京五輪「フラッグ」大分に 開幕まで900日、県内巡回展示開始へ

五輪旗を振る原川中ハンドボール部員

五輪旗を振る原川中ハンドボール部員

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 JR大分駅府内中央口広場(大分市要町1)で2月5日、2020年東京五輪・パラリンピックを盛り上げるフラッグツアーの歓迎イベントが開かれた。

笛や太鼓で会場を盛り上げる楊志館高邦楽部

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 2020年7月24日の開会式まで900日後に迫った東京五輪を身近に感じてもらおうと、東京都と日本オリンピック委員会(JOC)が企画する同イベント。昨年10月から北と南の2ルートに分かれ、オリンピックとパラリンピックのフラッグをリレー形式で全国に巡回させている。大分は南ルートの21番目で福岡県から受け取り、宮崎県へと引き継ぐ。

 イベントには、県から広瀬勝貞県知事と井上伸史県議会議長、フラッグツアーアンバサダーとして「おんせん県」PR動画の「シンフロ」シリーズに出演したシンクロナイズドスイミングのメダリスト・藤井来夏さん(アトランタ1996 大会銅、シドニー2000 大会銀)が参加。受け取り役として中学女子ハンドボール全国チャンピオンの大分市原川中部員7人、卓球国際クラス別大会4位の宝珠山隆斗さん(大分南高1年)が来場した。

 楊志館高邦楽部の演奏がオープニングを飾り、藤井さんがオリンピックフラッグを原川中部員に、パラリンピックフラッグを宝珠山さんに手渡した。同中3年の萩尾ほのかさんは「旗は思った以上に重かったが楽しかった」と笑顔を見せる。宝珠山さんも「この貴重な体験は一生忘れない。いい思い出になった」と話す。

 女子ハンドボールU-16の日本代表に選ばれている同中3年の石川空さんはオリンピックフラッグを手にして決意も新たに、「近くで世界のトップレベルを体感できるのが楽しみ。オリンピックは一番の目標。頑張っていきたい」と意気込む。

 オリンピック、パラリンピック両フラッグは、2月6日の大分県庁を皮切りに県内各市町村で巡回展示する。

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