プレスリリース

地域の新たな魅力を発見「灯台と星と海の物語~関埼灯台で感じる自然と歴史~」を開催しました

リリース発行企業:ソーシャルアクションネットワーク

情報提供:

さがのせきローカルデザイン会議(構成団体:NPO法人さがのせき・彩彩カフェ、日本文理大学 工学部 建築学科 吉村研究室、よろずやながはる、さがのせきのささえ)は、2025年11月1日(土)・2日(日)・3日(月・祝)・8日(土)・9日(日)の5日間、イベント「灯台と星と海の物語~関埼灯台で感じる自然と歴史~」を開催しました。
このイベントは、日本財団「海と日本プロジェクト」の一環として、灯台を中心に地域の海の記憶を掘り起こし、地域と地域、異分野と異業種、日本と世界をつなぎ、新たな海洋体験を創造していく「海と灯台プロジェクト」の助成を受けて実施したものです。

イベントの一コマ(14種類のプログラムのひとつ「灯台シアター」)

イベント概要

<イベント名>
灯台と星と海の物語~関埼灯台で感じる自然と歴史~

<開催概要>
大学生や市民有志が地域活性化活動の一環として、国の登録有形文化財で現役では九州唯一の鉄造灯台「関埼灯台」の魅力を再発見し、佐賀関半島をまるごと楽しんでいただこうと、全14種類のバラエティに富んだプログラムを企画・運営しました。

<実施内容>
1.プラネタリウム灯台講演会 2.キッズワークショップ 3.灯台マルシェ 4.天体観測会
5.灯台シアター 6.関崎遊歩道ライトアップ 7.灯台ナイトマルシェ 8.グリスロ臨時運行
9.エコモビリティ周遊ツアー 10.電動キックボード貸出 11.関崎遊歩道スタンプラリー
12.四つ葉のクローバースタンプラリー 13.関埼灯台Instagramフォトコンテスト
連動イベント:関埼灯台内部開放

<日程>2025年11月1日(土)・2日(日)・3日(月・祝)・8日(土)・9日(日)

<開催場所>関埼灯台、JX金属 関崎みらい海星館 一帯(大分市佐賀関)

<主催>さがのせきローカルデザイン会議
(構成団体:NPO法人さがのせき・彩彩カフェ、日本文理大学 工学部 建築学科 吉村研究室、よろずやながはる、さがのせきのささえ)

<公式サイト> https://sites.google.com/nbu.ac.jp/maas/

写真左)灯台内部開放後に大分海上保安部・主催者スタッフ 右)プラネタリウム灯台講演会運営スタッフ

関埼灯台の新たな利活用の可能性を引き出すプログラムを実施!

官舎跡広場で灯台をバックに野外シアターを実施。灯台擬人化プロジェクト「燈の守り人」のボイスドラマを放映後、アイルランド発アニメ「ソング・オブ・ザ・シー 海のうた」を上映。参加された皆さんに、幻想的な空間で波の音を聞きながら、開放的な灯台時間を堪能いただきました。灯台にアクセスする遊歩道は一夜限りのライトアップを行い、関埼灯台の新たな魅力を発掘しました!



次世代の子どもたちに灯台の魅力を伝え、関心を惹きつけるプログラムを実施!

関埼灯台に近接する天文台「JX金属 関崎みらい海星館」で主に親子を対象としたプラネタリウム灯台講演会、キッズワークショップ、天体観測会を実施。講演会では海上保安部職員による灯台の役割解説、ワークショップや天体観測会では、日本文理大学学生による光の科学実験や星と灯台のつながり解説など、子どもたちに灯台、星、海の魅力を体感してもらうことができました!



佐賀関半島の移動課題を魅力に変えるエコモビリティを運行!

関埼灯台やJX金属関崎みらい海星館がある佐賀関半島はアクセス道路が狭く公共交通機関がない地域。その移動課題を解決するため、大分市グリーンスローモビリティの臨時運行やエコモビリティを使用した学生ガイドによる周遊ツアーを実施。スローな移動で佐賀関半島の自然を体感していただきました。



今回のイベントの特徴と成果

さがのせきローカルデザイン会議は、過疎化が進む大分市佐賀関地区で暮らしの支援と交流人口拡大による地域活性を目指す日本文理大学学生と地元有志による地域団体。10年を超える地域活動を発展させる形で、関埼灯台を核とした地域資源の新たな活用策と移動課題解決を図る「関埼灯台プロジェクト」を学生中心で企画、開催。今回のイベントでは5日間で延べ約400名が参加。多くの方がイベントに「とても満足」「満足」と回答され、関埼灯台の深い歴史とおしゃれな雰囲気に魅了されました。

関埼灯台とは(大分県大分市)

関埼灯台は全国で4基ある、躯体のすべてを鉄造している現役灯台の一つで、大分県内では最古の灯台。
明治34(1901)年建設。瀬戸内海や関門海峡と太平洋を繋ぐ航路上の難所、佐賀関半島の東端に位置。
建物は、高さ11mで、中央に3階建ての円筒形の「灯塔」、その外側に扇型の平屋の「付属舎」、灯塔の中心部に3階灯室の灯器を支える円筒形の「分銅塔」からなっています。灯器の役割を終えたイギリス製レンズ(1870年製作)は、灯台近接の「JX金属 関崎みらい海星館」に展示されています。




<団体概要>
団体名称:さがのせきローカルデザイン会議
構成団体:NPO法人さがのせき・彩彩カフェ、日本文理大学 工学部 建築学科 吉村研究室、
     よろずやながはる、さがのせきのささえ







海と灯台プロジェクト 海と灯台利活用チャレンジ事業
日本財団「海と日本プロジェクト」の一環として、灯台を中心に地域の海の記憶を掘り起こし、地域と地域、異分野と異業種、日本と世界をつなぎ、新たな海洋体験を創造していく「海と灯台プロジェクト」。その取り組みのひとつである「海と灯台利活用チャレンジ事業」は、灯台利活用事業の開発を実施する団体に対して資金面および企画運営の助言等のサポートを行う事業です。灯台を訪れる人を増やし、海や周辺地域への興味関心を高めることを目的としています。
海と日本プロジェクト公式サイト https://uminohi.jp/
海と灯台プロジェクト公式サイト https://toudai.uminohi.jp/

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