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空&湖との共演を思い出に!写真に!
るるパークで「ネモフィラブルーフェスタ」

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提供:「るるパーク」大分農業文化公園 制作:大分経済新聞

 大分県杵築市の大分農業文化公園「るるパーク」(杵築市山香町、TEL 0977-28-7111)の「ネモフィラ畑」が5シーズン目を迎えた。これまでのノウハウを生かし、地域住民の力を借りた育成で、例年以上の仕上がりとなっている。「インスタグラム」を使った写真コンテストも初開催。本格的な春とともに訪れるパステル・ブルーの世界を多くの来園者に楽しんでもらおうと万全の態勢で待ち受けている。

清楚なパステル・ブルー「ネモフィラ」

 北アメリカ原産でムラサキ科の一年草。約20センチまでに伸び、直径約3センチの淡い青色の花を咲かせる。和名は瑠璃唐草(るりからくさ)。るるパークでは来園者の「一面の花畑を見たい」といった声に応える形でネモフィラの栽培を始めた。2019年3月、約5000平方メートルのフラワーガーデンが初めて一面のブルーで染まり、ダム湖の水と空に花の青色が溶け込む美景が話題となった。今では県内外からたくさんの人が訪れる春の人気スポットとして定着している。

ノウハウ生かして「良い出来」に

 今季も事前に複数の種から発芽率などが良い種を選び、昨年11月中旬に種まきを実施した。12月中旬には霜よけ用の不織布を張り、厳しい寒さに備え、3月に入って不織布を外し、育成管理を本格化させた。

 「育成やスケジュール管理など過去4年で培ったノウハウが生き、より良い仕上がりとなりそうです」と同園。

 また、今季はゴールデン・ウィークに開花時期を合わせるため不織布を張らずに育てるエリアを作った。「試験的に取り組んだ。育て方を変えることで来年以降のデータ収集にもなる」とする。

「一面のブルー」に地域住民の力

 除草はネモフィラの株を雑草に負けないよう大きく育て、一面のブルーに仕上げるには「絶対に欠かせない作業」。年明けから、フェスタが始まった後も、職員と地域住民が力を合わせて地道に取り組んでいる。

 「おたっしゃくらぶ」は地元山浦地区の女性高齢者グループ。3年前の同園からの声掛けで作業に加わっている。今年も70~80代の6人が参加。1月から週1、2回、昼から3時間の作業で、除草作業や苗と苗の間を耕す中耕などに従事している。阿部睦子さんは「みんなで集まってわいわい楽しみながらやっています」と話す。

 張った不織布を剥がしては戻し、シートの下で育った雑草を一本一本手作業で抜いていく。シートを外した後は雑草の勢いも強まり、抜いても抜いても生えてくる。手を休める暇もないが佐藤洋子さんは「縁の下の力持ち」と笑顔。緒方エツ子さんは「自分たちの作業で貢献できるのがうれしい」。

 職員の中西省吾さんは「厳寒期からコツコツと続けてもらっている。作業ぶりも素早く丁寧で本当に助かる」と話す。志水由佳さんも「頭が下がる思い。元気いっぱいの皆さんの力があってこそのブルー」と感謝する。

 最高齢の阿部タカ子さんは86歳。「草を取ることできれいでかわいい花々に育つ。青一面のシーンを楽しみにしてほしい」。阿部はつ子さんは「花一輪の清楚(せいそ)な姿も見てほしい」と呼び掛ける。

「一瞬の表情を」背景に

 フラワーガーデンはいつでもどこからでも主役を引き立てる背景になる。なだらかな丘と緩やかなくぼみ部分がアクセントになっており、角度によって見え方が異なる。湖を含めた全景、フレームに建物入れ込む下からのアングル、東屋からの構図などが人気。青一色のシーンはもちろん、咲き始めの生命力あふれる花々、咲き終わりに見られる葉の緑とのシンフォニー、曇り空のグレーとのコラボなど、時期や天候によっても表情は刻々と変わる。

 親子連れ、カップル、グループはもちろん、同園では、リード(引き綱)を付け、ふん尿の処理など飼い主としてのマナーを守ることを条件にペットの同伴も可能。多様なシーンを背景にそれぞれが主役となる一コマを撮影できる。

 撮影関連のイベントも用意。4月14・15日に閉園後のガーデンを夜間撮影用に特別開放する「ネモフィラ星景写真撮影会」を予定(予約制)。4月22日には大分キヤノンの協力で同社のスタッフによる撮影とプリントサービスも実施する。

 親子連れで楽しめる参加無料のネモフィラ摘み体験は4月2・9・16・23・30日、5月6・7日に実施する。

 期間限定のスイーツも用意。「大分みるく大福(1箱・700円)」「ネモフィラ風ソフト(450円)」を正面ゲート入って左側にあるショップとカフェで販売している。

インスタ「写真コンテスト」も初開催

 人と季節と空間で作る「見せる、魅せる青美景」を思い出に残してもらおうと、インスタグラムを活用した「ネモフィラ風景写真コンテスト」(5月7日締め切り)を初めて実施する。

 るるパーク公式アカウント(@oitaagripark)をフォローし、るるパークのネモフィラにちなんだ写真に2つのハッシュタグ「#るるパーク、#ネモフィラ風景写真コンテスト2023」を付けて投稿するだけで誰でも応募できる。

 特賞は「るるパークコテージ宿泊券・BBQ用おおいた和牛野菜セット」(3人)。入賞は安心院ワイン、赤レンガクッキー、ハーモニーランドパスポート券(各3人)。「昨秋に実施した『コキアの丘の風景写真コンテスト』には700件を超える応募があった。今回も楽しみにしている」と同園。

「パステル・ブルーの世界を楽しんで」

 全体の見頃は4月上旬~中旬。70万本の開花を見込んでいる。同園は「目の覚めるようなパステル・ブルーの美しい風景を存分に楽しんでほしい」と呼び掛ける。

 公園の入場および駐車場利用は無料。開園時間は9時30分~17時。火曜休園(5月7日まで毎日開園)。

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