大分のアートプラザ（大分市荷揚町3　TEL097-538-5000)で5月17日、県内を中心に活動しているアーティストやものづくり作家の作品を展示・販売する、恒例の「アートマーケットVol.19」が開催された。

ワークショップ「おめんを作って変身しよう！」

　同イベントは2007年（平成19年）「アートと親しみを持って欲しい。気軽に触れ合って欲しい」と企画され、アーティスト支援の一環として始まった。応募者が多数となり抽選で選ばれた出展者と特別展示の「あだちかな」さんを含め31ブースが展示、出店。

　陶器、絵画、ジュエリー、洋服、雑貨などの作品がズラリと並んだ。また、会場では3歳から参加できるワークショップ「おめんを作って変身しよう！」やキーボードとヴォーカルの生ライブなどが会場を盛り上げた。特別展示・出店のあだちかなさんは「お客さまと対面販売はなかなか無い。作品に関しての意見が直接聞けて次の制作の励みになる」と話す。

　大分に住んで4ケ月の清元未希さんは1才5カ月の子どもを連れ添っての初出店「自分の作品を気に入って買ってくれた時は嬉しい。是非今後も出店したい」と意気込む。

　コーディネーターの吉川さんは「最近はご年配者の出店も増えてきている。今後も新しいものをどんどん取り入れていきたい。次回は第20回。町とも連携してこのイベントを大きくしていければ」と期待を寄せる。