臼杵の観光交流プラザ(臼杵市大字臼杵、TEL 0972-63-1715)で5月24日、4社の酒蔵が合同で蔵開きイベントを開く。
蔵開きは清酒の仕込みが終わった時期に新酒をお披露目するイベント。本来は4月下旬に行うが、同施設のオープニングに合わせて4社の酒蔵が手を合わせた。
当日は、立ち飲み無料試飲コーナーや試飲した酒を販売するコーナー展開。臼杵で水揚げされるカマガリを加工したみりん干し、無塩(ぶえん)汁などを中心とした海産物、「うすき夢堆肥」で土作りを行い栽培した農産物「ほんまもん農産物」を使ったピクルスやブルスケッタなどのフードメニュー(全品200円)なども用意する。
実行委員長の藤井徹さんは「臼杵は酒蔵のほかにみそ、しょうゆなどの産業も盛んで、まさに『醸造の町』。蔵元を転々と回る蔵開きイベントはあるが1カ所に蔵元が集まって蔵開きするイベントは他には無い。この機会にうまい酒をぜひ堪能していただければ」と来場を呼び掛ける。「『うまい酒』がある地域には必ずうまい『うまい食』がある。来場したお客さまにはぜひ飲食店にも立ち寄って味わってほしい」とも。
同施設の佐世さんは「臼杵市の観光拠点として、観光でお越しになったお客さまや地元の市民も気軽に参加できるイベントを企画していきたい。市民でも知らない地元の素晴らしさを伝えていければ」と意気込む。
開催時間は12時~16時。当日は、駅・市役所からシャトルバスも運行する。