大分の水族館うみたまご(大分市神崎、TEL 097-534-1010)で4月27日、コツメカワウソの赤ちゃんが誕生し、5月31日から名付け親を募集する。
同館では現在3つ子を合わせて全部で7頭のコツメカワウソを飼育。ヨモギ(オス)とヒマリ(メス)の間に生まれた3兄妹はカワウソハウスで直接見ることができるほか、巣箱の中の様子は横にあるモニターで見ることもできる。
コツメカワウソはインド、スリランカ、東南アジア、中国南部などに生息。体の色は灰茶褐色から薄黒褐色。指先はとても器用で川の流域の水辺近くに生息している。主に魚や甲殻類などを食べる。
飼育部の高木彩華さんは「生まれて約1カ月、最近では目が開きはじめていて自分で外に出ようとする。肉眼で見ることもできると思うのでぜひ小さい赤ちゃんを見てほしい。覚えやすい、呼びやすい名前になってお客さまに覚えてもらいたい」と期待を寄せる。
応募方法は、野外パフォーマンスエリア、カワウソおやすみルーム横に設置してある応募用紙に必要事項を記入して応募箱に投函(とうかん)する。決定した名前は6月末にホームページで発表予定。名付け親になった応募者には記念品が贈られる。
営業時間は9時~18時。入場料は大人1,950円、小人970円、幼児640円。応募期間は6月8日まで。