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大分・臼杵のカフェが蓮まつりに合わせて山野草販売-絶滅危惧種の鑑賞も

山野草を展示販売する「茶旅庵 蓮(れん)」

山野草を展示販売する「茶旅庵 蓮(れん)」

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 大分・臼杵のカフェ・旅館を運営する「茶旅庵 蓮(れん)」(臼杵市大字深田6、TEL 0972-65-2528)が7月13日より開催している「石仏蓮まつり」に合わせて、地元で採れた山野草の展示販売を行っている。

茶旅庵 蓮の玄関に設置されてある「水琴窟」(すいきんくつ)

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 昨年から始まった祭りの際に店舗の庭に咲いている山野草を「売ってほしい」という要望に応え、販売に着手した。山野草のアイテム数は約30種類(500円~)を用意する。

 店舗は和風の外観で、敷地に入ると玄関口まで植えられた約250種類の山野草の庭に覆われている。玄関先には、ちょうず鉢の近くの地中に作り出した空洞の中に水滴を落下させ、その際に発せられる音を反響させる仕掛けの水琴窟(すいきんくつ)があり、和の雰囲気を演出している。

 店内は約50坪。席数はテーブル、カウンターで16席、テラスに10席の計26席。木材と塗り藁(わら)の壁、吹き抜けの天井が落ち着いた雰囲気を演出。地域の土産品やオーナーが店舗の工房で作った陶器類など約300アイテムの商品も販売する。

 メニューは自然食セット(1,000円)など3種類、ドリンクはコーヒー、抹茶(以上(450円)など4種類。その他、自家製ケーキ(450円)やぜんざい(500円)なども用意する。

 「山野草を使用した料理や豊後水道で捕れた魚など、自然食にこだわっている。食事メニューはかなり混雑するため、あらかじめ予約してほしい」と話すオーナーの下村さん。「店舗から見える庭には絶滅危惧種に指定された山野草も生息している。来店されたお客さまの滞在時間は1時間を超えることが多い。『蓮まつり』『国宝臼杵石仏』と合わせてゆっくりと楽しんでもらえれば」と来店を呼び掛ける。

 営業時間は10時~18時。水曜定休。1日1組限定で宿泊(8,000円~)も受け付けている。

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