大分のアートプラザ(大分市荷揚町3、TEL 097-538-5000)で7月21日、深堀隆介さん九州初の個展「金魚救い-GOLDFISH SALVATION」が始まった。
初日に行われたセレモニーで深堀さんは「国東(くにさき)半島から山、湾、温泉など大分は素晴らしい風土。磯崎新さんが設計した空間の中で個展を開くことができたのは本当にうれしい」と話した。
金魚の樹脂作品がメーンで、そのほかに立体、絵画、映像作品など約100点を展示。展示スペースを「九北条」(四畳半)のスペースに総タイル張りで水場の雰囲気を演出。学生時代の作品から時系列に展示し、セレモニーではテープカット後に深掘さん自らが作品一点一点について説明した。
担当の吉川さんは「多くのお客さまが初日に来てくれてうれしい。深堀さんの作品を時系列で展示した個展は初めて。作品がどうやってできるかなど来場して見てほしい」と呼び掛ける。大分市内在住の小学3年生、羽田さんは「家で飼っている金魚にそっくり。見ていて楽しい」と話していた。
展示時間は10時~18時(最終入場は17時30分)。観覧料は、一般=1,000円、小中学生=200円、小学生未満無料。26日にはトーク&ライブイベントを予定。8月24日まで。