大分市アートプラザ(大分市荷揚町3、TEL 097-538-5000)で開催されている深堀隆介さんの個展「金魚救い Goldfish Salvation」の来館者が8月3日、1万人を突破した。
7月21日から開催されている同展は、器の中に樹脂を流し込み、その上に直接金魚を描くオリジナル技法を開発し話題となった深堀さんが学生時代から制作してきた作品を一堂に集めた九州初の作品展。
1万人目の来場者となったのは、大分市内在住の広瀬龍也さん親子。広瀬さんは「前から作品展を見たいと思っていた。子どもが金魚を好きだから喜ぶと思う」と話していた。1万人目の記念品として作者の写真集やグッズなどが贈られた。
「予想以上にお客さまが来てくれてうれしい。小さなお子さまからお年寄りまで、たくさんの人が喜んでくれている」と同施設の吉川さん。同展の魅力については、「深堀さんが金魚の作品にたどり着いていないころの作品や金魚の描き始めなど、最新作と時系列でこれまでの作者の活動を見ることができる。こだわりの会場づくりもご覧いただければ」と話す。
開館時間は10時~18時。料金は、大人=1,000円、小中学生=200円、未就学児無料。8月24日まで。