1月13日の成人の日を前に大分県内の16市町村で12日、20歳の記念集会が行われた。
県内の今年の対象者は2004(平成16)年4月2日から2005(同17)年4月1日までに生まれた1万352人。昨年より88人少ない(2024年12月1日現在)。
大分市は4426人で、J:COMホルトホール大分(大分市金池南1)で開かれた記念集会「令和7年 大分市20歳のつどい」には約3800人が参加した。
個性を磨くという意味を持つ「桜梅桃李」をテーマに開催。式典で実行委員長の後藤菜々子さん(大分大)があいさつし、足立信也市長らが祝辞を贈った。大分市出身のロックバンド「SIX LOUNGE」の山口優盛さんをゲストに迎えたトークイベントも開いた。
会場の外では華やかな振り袖やスーツに身を包んだ新成人が記念撮影を楽しむシーンが広がった。集会に合わせて東京から帰省したという女子大学生は「これまではどこか甘えていたと思う。これからは一人の大人として責任を意識するようにしたい」と決意も新た。大分市内の企業に勤める男性は「きょうまで支えてくれた親に感謝したい。これからは自分が支えるつもりで頑張りたい」と話した。
九重町の記念集会は昨年8月15日、豊後高田市は1月2日に開催済み。