2月も中旬に入り、大分市の平和市民公園の中にある「武漢の森」(大分市東津留2)では梅の花が見頃を迎えている。
大分市が、中国・武漢市と友好都市締結5周年を記念して1984(昭和59)年に開設した。中国古典建築で造られた庭園で、梅の名所としても知られる。
2月13日は午前中から明るい日差しに包まれた。青空の下で白や赤の花が冷たい風に揺れ、大分県の鳥メジロが枝々の間をせわしなく飛び回る姿も見られた。
散歩で訪れた市内の50代男性は「梅にメジロ。春の便りはもうすぐ」と話していた。
大分地方気象台によると、県内は高気圧に覆われ14日は晴れの予報。大分市の予想最高気温は13度。