大分の水族館「うみたまご」(大分市神崎、TEL 097-534-1010)で現在、ハロウィーンをテーマにした水槽「うみたまハロウィーン」を特別展示している。
秋の収穫を祝い悪霊を追い出す意味合いのハロウィーン。ヨーロッパ発祥のお祭りではあるものの現在では仮装や子供たちが家々を回りお菓子をもらうイベントとして国内外で広がりを見せている。
特別展示の水槽は全4つで、赤い2本のキバがドラキュラのような「アカモンガラ」、むき出しの歯と青ざめた体色がゾンビのような「ワラスボ」、透明な体をもちガイコツが透けて見える「グラスキャットフィッシュ」、ずんぐりとした体形と黄色い体色がかぼちゃのように見える「カエルアンコウ」。
家族4人で山口県から訪れた山本さんは「うみたまごに来たのは2回目。展示の仕方が面白くてすごくかわいい」。長男の梓真(あずま)君は「カニが好き。いっぱい(魚が)いてうれしい」と話していた。
飼育部の太田さんは「ハロウィーンのテーマに合った淡水・海水の魚や雰囲気づくりをした。当館では初めて公開した『ワラスボ』など奇妙だが愛着を持てる顔。ぜひ実際に見て楽しんでもらえれば」と来館を呼び掛ける。
開館時間は9時~18時。入館料は、大人=1,950円、小人=970円(小・中学生)、幼児=640円。特別展示は11月3日まで。