
舞台「幽霊でもよかけん、会いたかとよ」の別府公演が6月14日・15日、別府市公会堂(別府市上田の湯町)大ホールで開かれる。「地元枠」でフリーパーソナリティーの東保美紀さんがゲスト出演する。
長崎県の小さな町に住む家族の物語。母の四十九日を前に心労で倒れた父が「お前に会いたか…幽霊でもよかけん…」と寝言をつぶやく。これを聞いたきょうだいが、妹の演じる母の幽霊と父と会わせようとするが、その計画が混乱して…というホームコメディー。
福岡を拠点に活動する芸人のゴリけんさん、お笑いコンビ・パラシュート部隊の斉藤優さんと矢野ペペさんらが出演。脚本・演出はテレビドラマ「半沢直樹」やネットドラマ「サンクチュアリ」の金沢知樹さんが手がける。これまでに長崎、福岡、東京などで上演し、開催地ごとに地元ゆかりのゲスト出演枠を設けてきた。
今回、開催地枠で出演する東保さんは「生まれも育ちも地元」という生粋の別府っ子。結婚式やイベントの司会者、CTBメディアのアナウンサーなど地域の顔として活躍している。3月に出演に打診があった際、お笑いやコントが好きだったこともあって快諾した。
役どころはゴリけんさんが演じる父のかかりつけ医。「すごい人たちと一緒に舞台ができるのがうれしい。役を演じるのは初めてで緊張もするが演じ切りたい」と意気込む。
今後はリハーサルなどを重ね、セリフや演技などを覚えて本番に備える。「笑って見ていても気を抜くと涙が出ているというすてきな作品。ぜひ見にきてほしい」と呼びかける。
6月14日は18時開演。15日は正午と16時の2回公演。全席指定で、前売り=5,000円、当日=5,500円。23歳以下は割引価格で3,000円。未就学児入場不可。