大分の府内5番街で11月8日、専門学生による手作りのファッションショーが開かれる。主催は田北文化服飾学院(大分市府内町2、TEL 097-532-2803)。
毎年、同学院では服飾科の学生が学園内でそれまで学んだ成果を発表していたが、「学校全体で新しい今までに無い取り組みをしたい、街をもっと賑やかにしたい」と声が上がり企画した同イベント。「第1回田北学院祭 新しい扉を開こう」の一環として開かれる。
テーマは「フルカラーズ」で、「たくさんの色で個人個人の個性を出せるショー」としている。作品は全て生徒の手作りで、過去の作品も合わせ約20点を予定している。生徒はそれぞれ自分が作った衣装を身に着け、商店街に設けたメーンステージ約15メートルをランウェーする。特別ゲストにミスユニバース大分大会のファイナリストも参加を予定している。
阿南さんは「初めての試みで分からないことも多く大変。成功に向けて全員で頑張りたい。それぞれの表現を見て楽しんでほしい」と意気込む。杉崎さんは「個人個人が作った作品とみんなで作り上げるショーを、恥ずかしいがぜひたくさんのお客さまに見てほしい」と来場を呼び掛ける。
府内5番街商店街振興組合の藤井副理事長は「地域としても学生とのコラボレーション企画など積極的に連携し協力していきたい。これをきっかけにさらにコラボレーションする企画などが増えれば」と期待を寄せる。
開催時間は13時30分~。雨天時は学院内で開催予定。