大分市iichiko総合文化センターのアトリウムプラザ(大分市高砂町2)で12月20日より、「HEart of Christmas!2014」が開催される。主催は大分県芸術文化ゾーン創造プロジェクト実行委員会(事務局TEL 097-533-4011)
2015年4月24日に予定される県立美術館開館に向けて、大分市の中心部の商店街や県、オアシスひろばの関係団体が一体となって、アートと音楽、パフォーマンスを取り入れたにぎわいづくりを目的に企画された同イベント。今年で3回目となる。
コンセプトは「まちにアートと音楽と笑顔があふれだす」で、メーン会場のiichiko総合文化センターだけでなく、サテライトスポットとして市内のガレリア竹町、セントポルタ中央町などの商店街で期間中さまざまなイベントが予定されている。
20日12時からオープニングセレモニーが開催され、「ホンモノをつくる」を合言葉に男性5人組のアカペラユニット「ベイビー・ブー」がオープニングライブを披露。ミュージカル体験ワークショップや、津久見樫の実少年少女合唱団などのステージイベントなどを予定している。
そのほか期間中、アカペラグループ、ジャグリング、パントマイム、チョークアーティストなど、全国からクリスマスを盛り上げるアーティストが各会場に登場する。
今年初の取り組みとして同21日、「ハッピー・キッズ・クリスマスinグランシアタ」では「五感を使って、子どものさまざまな可能性を引き出す」ことをテーマに、コンサートや絵本の読み聞かせ、楽器体験、トレジャーハンターなどを予定。大分大学芸術表現系卒業生たちによる「思考と空想、冬に」をテーマにした作品展示なども予定している。
同23日は、大分県中高校生芸術文化祭「ミラ☆スタ」が昨年に続き開催。県内中高校生による、コンクールなどで優秀な成績を収めた吹奏楽、合唱、演劇、伝統芸能などの発表が行われる。
事務局長の山田雅文さんは「芸術文化ゾーン全体で、子どもから大人まで家族連れが全員楽しむことができるさまざまな企画を用意している。ぜひ、会場に来て楽しんでもらえれば」と来場を呼び掛ける。
開催時間は12時~18時。今月23日まで。