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大分駅ビル「JRおおいたシティ」、4月16日開業へ 184店舗が出店  

正面玄関に展示された水戸岡鋭治さんデザイン「特急ゆふいんの森」のパネル

正面玄関に展示された水戸岡鋭治さんデザイン「特急ゆふいんの森」のパネル

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 4月16日に開業するJR大分駅ビル「JRおおいたシティ」(大分市要町1)が同14日、報道陣に公開された。

渋滞緩和対策として用意された臨時駐車場

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 JR九州が運営する「アミュプラザ」では博多、鹿児島に次ぐ九州3番目の大きさとなる同駅ビル。タワー部分を含めて地下1階、地上21階。そのうち1階~4階の大分駅ビルエリア「アミュプラザおおいた」の施設面積は約3万1000平方メートル。駅ビルエリア184店舗のうち大分初・九州初出店は119店で、全体の約65%を占める。

 1階は高感度ブランドや雑貨、こだわりのフードセレクションなど、「生活に彩りや豊かさを提供するフロア」とし、ファッションでは「H&M」「BEAMS」「SHIPS」などが出店。ライフスタイル雑貨は県内初のApple専門店「Cスマート」、市内に店舗を構える「TOMOEYA」、フードセレクションは「クリスピー・クリーム・ドーナツ」、地元大分の「枡屋 WINE SELECTION」、「スターバックスコーヒー」、アミュプラザおおいた限定スイーツを提供する「Afternoon Tea」など。

 2階はトレンド&シーズンを感じさせるファッションや旬な雑貨ショップをラインアップ。「マルシェのようなにぎわいのあるフロア」としていて、「ユナイテッドアローズグリーンレーベル」「モンベル」など。

 3階はデーリーウエアやキッズウエア、キャラクター雑貨など、バラエティー豊富に「家族で楽しめるファミリースタイルに対応したフロア」とし、「ポケモンストア」や巨大鉄道ジオラマを設置した「鉄道模型の店ポポンデッタ」、県内初出店の「東急ハンズ」や「ユニクロ」のほか、フードコート「アミュのフードコート」には別府の焼き肉店「元相」を含む8店舗が出店。

 4階はカルチャー&エンターテインメントなど、「ライフスタイルをサポートするアイテムやサービスを提供するフロア」とし、最新鋭の設備を誇る「TOHOシネマズ」や「紀伊國屋書店」のほか、14店が出店するレストランゾーン「シティダイニング」を展開。大分からJR九州の豪華寝台列車クルーズトレイン「ななつ星 in 九州」に食事を提供する「方寸」による和甘味・創作料理店「さい」や、別府の海鮮料理店「魚々菜彩 とよ吉」、名物「うさとら鍋」が人気の別府の本場韓国料理店「うさぎととら」などが出店する。

 8階の屋上庭園「シティ屋上ひろば」には高さ約14メートルのお堂「夢かなう ぶんぶん堂」を設け、全長250メートルの線路に電動ミニトレイン「くろちゃんぶんぶん号」を走らせる。鉄道神社につながる仲見世「表参道」では飲食や縁日的なにぎわいも予定。「家族全員、子どもからお年寄りまで広い世代に楽しんでもらいたい」と広報担当者。1日当たりの最大来場者数は11万人を見込んでいる。

 営業時間は店により異なる。15日には、JR九州グループのクレジットカード「JQ CARD」会員などを対象にしたプレオープンを実施する。

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