大分市府内5番街で5月2日、「府内5番街イギリスビールフェス」が始まった。主催は府内五番街商店街振興組合（大分市府内町、TEL 097-534-2483）。

生ビールを楽しむ参加者

　「ゴールデンウィークに盛り上がるイベントをやりたい」と同商店街の飲食店からの要望により開かれた同イベント。参加の5店は別々のイギリス産の生ビールを数量限定、1杯800円で販売する。五番街事務所＝パールブラックカラーが特徴の「リバティーン ブラックエール」、ナンドホール＝ワールド・ビア・カップ2010で金賞を獲得した「ハードコア インペリアルIPA」、オステリアブーチョ＝モルトを100%使用し、5週間熟成させた「ディス・イズ・ラガー」、府内わっぱ食堂＝イギリスで最も人気のあるプレミアムエールの1つと言われる「ロンドンプライド」、田崎洋酒店＝採算度外視で作り出したと言われる「パンクIPA」と4種のモルトをブレンドし、ホールポップを使用した「マジックロック ダークアーツ」を取り扱う。

　同商店街に位置する映画館「シネマ5」では英国サッチャー政権下、境遇の違う人々をつないだ深い友情と感動の実話を映画化した「パレードへようこそ」を上映。期間中商店街のBGMはイギリスの代表的ロックバンド「ビートルズ」の曲を流し会場を演出する。

　府内五番街副理事長の藤井さんは「企画から開催まであまり時間が無いなかで店舗とうまく連携できた。ゴールデンウィーク中の商店街が盛り上がるイベントになれば」と期待を寄せる。「今後は他の商店街とも連携して同様のイベントを企画したい。少しでも市内の回遊性を高める事に貢献できれば」とも。

　田崎洋酒店の田崎恵美さんは「大分ではめったに飲むことのできない初上陸『BREWDOG（ブリュードッグ）』の生ビールがメーン、これだけの種類が揃うことは本当に珍しい。金額的にも安く提供しているのでこの機会にぜひ商店街に立ち寄ってもらえれば」と来場を呼びかける。

　開催は5月6日までで、期間中スタンプラリーを開催。先着40人にプレミアムトニックウォーターなどの3本セットを進呈する。