アートプラザ（大分市荷揚町、TEL 097-538-5000）2階アートホールで1月15日、大分にゆかりのある作家8人による展覧会「Pickup Artist Exhibition vol3」が始まった。

　今回の参加作家は、阿南維也さん（陶芸家）、小野愛さん（美術家）、勝正光さん（鉛筆画家）、川崎泰史さん（アーティスト）、川島茂雄さん（造形作家）、近藤晃子さん（現代アート作家）、前田亮二さん（染色作家）、森貴也さん（美術家）の8人。

　会場中央には巨大な「ショートケーキ」のオブジェが展示されている。同作品は参加作家の一人、森さんのもの。展示用の壁_2枚をVの字に並べショートケーキに見立てた。壁の側面にはケーキのクリームを模した模造紙が貼られ、ワークショップ参加の来場者が古紙や色紙などを使ってトッピングのフルーツなどを作りクリームの部分に貼ってデコレーションし作品が完成する趣向だ。ケーキ内部の壁にはカラフルなイラストが描かれている。

　同展コーディネーターの吉川さんは「作品を見るだけでなくアーティストとの交流ができるのもこのイベントの面白さ。多くのお客さまに身近にアートを感じてもらえれば」と来場を呼び掛ける。

　開催時間は10時～18日。入場無料。一部のワークショップは事前予約制。今月21日まで。