大分の「TRIPOD DESIGN(トライポッドデザイン)」(大分市都町4、TEL 097-574-6436)が5月20日、ドローンの進入を規制する「ドローン進入・撮影禁止ステッカー」の販売を開始した。
同社は2010年、ウェブ制作会社に勤める木本ケンタロウさんと印刷会社に勤める兄の英輔さんが独立して立ち上げた。
同ステッカーは、さまざまな問題やトラブルを巻き起こしている「ドローン」による「誤った運用やトラブルを未然に防ぐことができないか」と、ケンタロウさんが発案。「飛ばす人も飛ばさない人もハッピー」をコンセプトに、安価で誰が見ても分かるようにサイン標識型のステッカーを制作した。サイズは横約12センチ、縦約19センチ。ポールチェーンに取り付ける看板用ステッカーと同サイズにした。
ケンタロウさんは「ドローンを使用した撮影など今後は技術が進むにつれ増えていくことが予想される。飛ばして良いゾーンと悪いゾーンを明確に示すツールとなれば」と期待を寄せる。制作を手掛けた木本英輔さんは「人が集まるイベントの時や観光地、学校などの公共機関、マンションなど管理者側が明確に示すツールとして使用できるシーンは多数ある。未然にトラブルを防ぐためにも利用してほしい」と呼び掛ける。
価格は1枚600円。ウェブサイトで販売している。