漫画やアニメを使ったまちおこしプロジェクト「大痛人ブランド創世会議」(大分市府内町)が8月1日、クラウドファンディングを活用した事業説明を行った。同プロジェクトは、県内をメーンにさまざまなサブカルチャーのジャンルで活躍するメンバー4人が5月に設立した。
「大分のサブカルチャーファンと一緒に全国に発信していけるイベントや全国的イベントを大分で開く受け皿になる」ことを目標に掲げる。ファンドの達成金額により「THE NEXT GENERATION パトレイバー」の等身大展示などの新たなコンテンツが増える予定。
参加者はイベント時会場内に設置する横幅約130センチの壁に名前を貼り出す「ウォール・サポーター」となる。「参加者が多ければ多いほど壁(ウオール)を高くする」という。
プロジェクトの目標金額は120万円で、1,000円から参加できる。金額により特典として、「ウォール・サポーター名前記載」や礼状、非売品で参加予定のアニメコンテンツとコラボレーションした缶バッジやTシャツなどを用意する。
会長の中村良司さんは「サブカルチャーをメーンに大分の街中だからできるイベントを開き、まちづくり、活性化に貢献したい」と意気込む。「県内でクラウドファンディングを活用した初のイベントとしてオタク以外のファミリーでも楽しめるイベントを予定している。多くの人に参加して協力してもらえれば」と呼び掛ける。
プロジェクトの開始は9月上旬を予定している。