大分県立美術館(大分市寿町2、TEL 097-533-4500)と大分・別府のホテルなどが提携し現在、県内観光客誘致の共同企画を展開している。
「ゴルゴ13」と「よつばと!」のコラボビジュアル。©さいとう・たかを©?KIYOHIKO AZUMA/YOTUBA SUTAZIO
4月にオープンした大分県立美術館を訪れる観光客の声から、大分センチュリーホテルの猿渡営業係長が「入場チケット付き宿泊プランをやりたい」との提案から始まった同企画。大分市のホテルや旅館10店と別府のホテル2店の計12店が参加する。
県立美術館の宇都宮さんは「今後も同取り組みを続け、参加店が増えることにより、双方に相乗効果が生まれれば」と期待を寄せる。「これまで別府だけで終わってしまっていた観光客も大分市内を訪れ回遊性向上にもつながれば」とも。
猿渡さんは「夏休みを利用して多くのお客さまが利用してくれている。今後も新たな企画展など楽しんでもらえるよう積極的に取り組んでいきたい。ぜひ利用してもらえれば」と呼び掛ける。
企画は、宿泊予約サイト「じゃらん」「楽天トラベル」などで継続するほか、新たな企画展の入場チケット付き宿泊プランを展開する予定という。