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大分・高崎山自然動物園で「入場料無料の日」、シャーロット伝説のボスザルに次ぐ人気に

無料開放でにぎわう高崎山自然動物園

無料開放でにぎわう高崎山自然動物園

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 大分の高崎山自然動物園(大分市神崎、TEL 097-532-5010)で11月21日、恒例イベント「高崎山無料の日」が開かれ、園を無料開放した。

ステージイベントで会場を盛り上げる「たかもんガールズ」他

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 毎年11月の第3土曜日、高崎山の宣伝部長「たかもん」の誕生日に開かれる同イベント。毎年4,000人~5,000人が訪れるこの日は、年間を通して一日の来園客の最大数を記録する。高崎山自然動物園の伝説のボスザルと言われる「ベンツ」が行方不明になり、帰ってきた一昨年は約9,200人の来園者を記録した。

 メーンイベント「たかもんの誕生日会」には別府のゆるキャラ「べっぴょん」がお祝いに駆けつけた。高崎山の宣伝隊として活動するたかもんガールズ「PEAKL(ピークル)」による歌とダンスのステージでは「お猿と踊ろうウキウキダンス」など来園客と元気良く踊る姿が見られた。そのほか、高崎山○×クイズ大会、高崎山キャラクター「たかもん」との尻相撲大会など多彩な催しが行われた。

 広場では、命名で話題になり、今月6日に半年を迎えた子ザルの「シャーロット」、母親に見放された子ザルを引き取り、わが子と一緒に育てている「カラオケ」、B群、C群のボスザルなどに人気が集まった。特にシャーロットは「ベンツに匹敵するほどの人気で目当ての来園者も多い」と同園事務局長の幸信介さんは話す。目が大きくて可愛らしい見た目とは反対に来園者の靴紐を引っ張ってイタズラをしたり、大人のオスザルに近付いて怒られるなど、物怖じしないやんちゃな性格で人気を集めている。

 幸さんは「高崎山無料の日を通して多くの皆さんに来園して頂けている。市の観光施設である高崎山に生息するニホンザルに親しんでもらいたい。今後も続けていきたい」と話す。

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