大分と別府の2会場で2月13日・14日、映画「ペコロスの母」の特別上映会が開催される。会場は、13日=ここちカフェむすびの(別府市鉄輪上1、TEL 0977-66-0156)、14日=ホルトホール大分(大分市金池南1、TEL 097-576-7555)。
上映会開催のきっかけは、原作者・岡野雄一さんと小間希美(こまのぞみ)さんがSNSで知り合い、昨年11月16日に映画のPRと認知症介護についての講演会に小間さんが参加。講演会後の交流会で岡野さんと意気投合した。体調の問題などから上映された映画館で鑑賞できなかった小間さんに映画を見てほしいとNPO法人「ゆう」(大分市豊饒4)のメンバーが企画した。
映画の上映後に岡野さんのミニ講演会とライブも開催。14日のホルトホール大分会場前広場では岡野さんの漫画展、小間さんのわずかに動く指を使ってパソコンで描いた絵の作品展も開く。
同NPOの後藤さんは「何らかの体調の問題で映画が鑑賞できなかった方のためにもバリアフリーの会場を用意した。この機会にぜひ鑑賞していただければ」と呼び掛ける。「小間さんのパソコンで描く絵画は長いもので制作に1年以上を費やす。前回の作品展では約1000人が来場するなどファンも増えている」とも。
上映は、13日=18時30分~、14日=13時~。小間さんの作品展&岡野さんの漫画展は11時~17時。