大分市美術館(大分市上野町、TEL 097-554-5800)で7月15日から、大規模展覧会「チームラボアイランド 踊る!美術館と、学ぶ! 未来の遊園地」が開かれる。
「チームラボ」(東京都文京区)はプログラマーやロボットエンジニア、数学者、建築家、デザイナーらで組織する東京大学発のベンチャー企業。2014年からデジタルコンテンツを駆使した「遊ぶ!未来の遊園地」を各地で開催している。昨年、別府トキハで巡回展が開かれたほか、豊後高田市の「チームラボギャラリー真玉海岸」で一部の作品を常設展示するなど県内でも人気を集める。
大分初の大規模展となる同展では、約600坪の会場に、「花と人、コントロールできないけれども、共に生きる A Whole Year per Hour」「百年海図巻 アニメーションのジオラマ」など、アート5作品と「チームラボアイランド -学ぶ!未来の遊園地-」の3作品の展示を予定している。
同館の野田さんは「明るい美術館で会場設営には時間がかかったが、チームラボのアート作品の魅力を伝えることができる良い空間となった。この展覧会は性別や世代、国籍など全てを超えて楽しめる。多くの人に来館して体験してもらいたい」と呼び掛ける。
開館時間は10時~18時。入場料は、大人=1,200円、高・大学生=1,000円、中学生以下=無料(小学生以下は保護者同伴が必要となる)。9月25日まで