津久見の市民ふれあい交流センター(津久見市中央町)で11月22日、ふるさと津久見の創生を目指す組織「まちづくりツクミツクリタイ」の発足式が開かれた。
「誰もが気軽に楽しく津久見のまちづくりに取り組み、津久見の将来を語ろう」をコンセプトに市民有志が集まり発足した同組織。この日、正会員15人が参加した。
同市では昨年(平成27年)、市等の団体で「津久見観光周遊性創出事業」に取り組み、公園の利用者アンケートを実施するほか街のにぎわい創出に市の特産品等を販売する「コンテナ293号」の運営をスタートした。同事業の遂行に、民間でより主体的に運営、実証実験等を推進できる組織の結成が望まれ、事業に関わっていた高瀬幸伸会長が市民に声を掛け発足につながったと言う。
発足式であいさつした高瀬会長は「これからがスタート。津久見市はまちづくりが遅れた町だと言われてきたが、『つくみん公園』など先人たちが作り上げてきたものがちゃんとある。今後は津久見市が確実に動き出す手伝いができれば」と意気込む。
同会の加入は活動に賛同する人であれば津久見市民以外でも参加することができる。正会員(年会費2,000円)とボランティア会員のどちらかを入会時に選択する。会費を納付した正会員には同団体の名前が入った名刺100枚を進呈する。
今後はコンテナ293号の利用促進、宮本共有会館を利用した中心商店街でのイベント開催を予定するほか、津久見市の情報発信を目的としたホームページ・フリーペーパーの発行などを予定している。