大分市のメインストリートの一つ中央通りが1月28日、歩行者天国として開放される。主催は市、商店街などでつくる大分市中央通り歩行者天国推進委員会(事務局=大分まちなか倶楽部、TEL 097-573-7377)。
昨年10月、約9年ぶりに6車線全てを開放し、にぎわいを見せた同イベント。前回は小雨で悪天候ながらも約3万人が来場し、商店主などからも「市街地に人が集まった」と評価は高かったという。
テーマは「中央通り あふれる スマイルミネーション」。中央通りをA~Dの4ゾーンに分け、ファッションショーや部活のサークルなどが参加しウオーキングを楽しめる「おおいた100mRUNWAY」(15時~16時)や「YOSAKOIステージ」(同)、「府内まちなかJAZZ」(15時~17時45分)、「ビンテージカー&スポーツカー展示」(15時~17時)など、各ゾーンで市民参加型のさまざまなイベントなどを開催するほか、佐伯市出身の元プロ野球選手川﨑憲次郎さんのトークショーなども予定する。
会場には飲食ブースも設け、中心市街地のカフェ、イタリア料理店なども参加する。同時開催イベントとして、中央通り地下道をアーティスト「鈴木ヒラク」さんの制作によりアート空間として生まれ変わらせる「地下道アート」や大分駅から子どもから人気を集める電動ミニトレイン「ぶんぶん号」、天然温泉を使用した「ホコ天足湯」も登場する。
大分市商工労働観光部商工労政課の中津留さんは「非常に寒い事が予想されるが、『スマイルミネーション』のテーマのようにパフォーマンスでの参加者や、遊びに来られる来場者共に笑顔があふれる場所、イベントになれば」と期待を寄せる。
開催時間は15時~19時。主催者は現在、フリーパフォーマンスの参加者を募集している。