速見郡日出町が3月26日、移住・定住を呼び掛けるPR動画「カレイなるバレリーナ編」を同町ホームページとユーチューブで公開した。
日出町をバレエダンスで華麗に表現する「カレイなるバレリーナ」
同町によると、2月末現在の人口は2万8561人、世帯数は1万2139世帯で、別府・大分や空港にも近く、比較的温暖な環境で住みやすいと移住者は年々増加しているという。特産品は日出城近くの別府湾で捕獲されるマコガレイで、「城下かれい」の名で知られる。
「田舎過ぎず都会でもない、暮らしやすい日出町」の魅力を紹介するPR動画は、約3カ月間を掛け、同町職員がワークショップを重ねて制作会社と作り上げた。
2分18秒の動画では、特産品の「城下かれい」のかぶり物をかぶったバレエダンサー「カレイなるバレリーナ」が日出町の魅力をバレエの動きで表現する。
同町制作推進課の梶原新三さんは「動画を通じて町の魅力などワンランク上の上質さをストレートに感じてもらいたい。動画を見て日出町に興味をもっていただくことで移住につながれば」と期待を寄せる。
「動画は市外・県外人向けに日出町の魅力をPRするものだが、内部の人にもより理解を深め、郷土の素晴らしさを感じてもらいたい。多くの人に見てもらえれば」とも。