大分市が高崎山自然動物園(大分市神崎、TEL 097-532-5010)にちなんだ観光PR動画「SARU TABI(さるたび)」を3月30日、動画投稿サイトで公開した。
市が観光戦略の一環として、製作期間約4カ月、製作費1,300万円を投じて完成させた同動画。主役を演じたのは映画などにも出演し知名度の高い俳優サル「菊千代」。オーストラリア映画祭で最優秀作品賞などを受賞する市出身の衛藤昂(えとうこう)さんがメガホンを取った。
動画は「旅編」(2分10秒)、「恋編」(2分11秒)の2本。市内へ観光に訪れた菊千代が大分市の観光名所を旅する途中に高崎山のアイドル「シャーロット」と出会い、一目ぼれをする物語となっている。
市の担当者は「心に残る演出で市の観光名所も自然と現れる動画。サルの表情に注目してほしい。動画を通して大分市が世界とご猿(えん)ができれば」と期待を寄せる。