4月16日に開業した大分駅ビル「JRおおいたシティ」(大分市要町1、TEL 097-513-7120)が19日、初めての週末の来館者数が26万4000人だったと発表した。
オープン初日の開店時には約3000人が並ぶなどにぎわう同施設。週末最初の18日(土)は初日の来館者11万6000人を上回る13万3000人、19日(日)は13万1000人が来館し大勢の家族連れなどでごった返した。
大分駅北口駅前広場では、JRおおいたシティオープンを記念した市主催の特産品が集まるイベント「おおいたマルシェ」を開催。2日間で約7万8000人が来場した。大分市商工農政部産業振興課の滝口課長は「オープン前の3月にも開いたが来場者は前回を上回った。市外、県外からのお客さまも多く、駅ビルだけでなく商店街などにも多く訪れているのが見られた。イベントスペースとして貸し出すこともできる大分駅北口駅前広場を活用して中心市街地がさらに盛り上がるようPRしていきたい」と意気込む。
アミュプラザ1階に県内から出店した「TOMOEYA(トモエヤ)」のスタッフは「想像を超えた多くのお客さまが来店した。これまで18年間、県内で培った経験を踏まえ、大分の目線でいい商品をセレクトして販売していきたい」と話す。
JRおおいたシティの広報担当者は「予想を超えるお客さまが訪れてくれた。日曜日は夕方までは過去最高に多い来館者があった。夕方から少し客足が落ちたが予想通りだった」と振り返る。
周辺道路の交通渋滞が予想されたものの、影響はほとんどなかった。