大分県は、JR大分駅府内中央口駅前広場で6月23日・24日に開かれる「ロングテーブル」で、飛び入り参加する葛西紀明さん・平野レミさんとともにランチを楽しむ参加者を募集している。
大分駅周辺とJ:COMホルトホール(大分市金池南1)を会場とする「第13回食育推進全国大会 in おおいた」のプログラムの一つ。参加者全員で「いただきます」から「ごちそうさま」までの時間を共有するイベントで、23日に葛西さん、24日に平野さんが参加する。会場には100席分を用意。両日ともに「席」の予約が必要で応募多数の場合は抽選。
スキージャンプ界の「レジェンド」とされる葛西さんは、23日14時からのシンポジウムで講演するほか、15時からの事例発表会でもコメンテーターとして参加する。シャンソン歌手で料理愛好家として知られる平野さんは24日13時45分からトークショー行う。両氏は、ロングテーブルに参加する予定はなかったが、時間を調整し、急きょ席に加わることになった。
23日は参加料500円で実施。「おおいたAFF女性ネットワーク」が会場で提供する雪ん子寿司、ごまだし、サザエ飯、タコ飯、鶏飯、鳥天などの郷土料理(通常300円で販売)から2品を選ぶ。干したタラの内臓を煮込んだ日田地方の伝統料理「たらおさ」も味わえる。ペットボトルのお茶付き。24日は会場に出店する「大蒸し窯」「高校生レストラン」「子ども屋台」「浪漫食堂」などの料理をそれぞれが買い求めて席に着く。両日とも11時45分までに受け付けを済ませ、12時からそろって食事を始める。
ファクスかメールで申し込む。詳細は県庁のホームページで確認できる。県食品・生活衛生課では「葛西さんと平野さんと同じ目線で郷土料理を味わう滅多にない機会。席に着いてゆっくりと食と交流を味わってほしい」と呼び掛ける。
「第13回食育推進全国大会 in おおいた」の主催は農林水産省、大分県、同実行委員会。県内外から125団体が参加。JR大分駅の北口、南口、屋上の各広場、同ホールを会場に、シンポジウム、セミナー、ステージイベントなど34の催し、飲食と体験を楽しめる101のブースを展開する。予想来場者数は2万人。開催時間は23日=10時~17時、24日=10時~16時。入場無料。