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大分市で障がい者の「ときめき作品展」始まる 「この日のための」力作ずらり

6部門345点の力作が並ぶ「ときめき作品展」

6部門345点の力作が並ぶ「ときめき作品展」

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 障がいのある人による芸術展「ときめき作品展」が11月1日、iichiko総合文化センター(大分市高砂町2)の1階アトリウムプラザで始まった。

紙を丸めて貼り詰めた富嶽三十六景・神奈川沖浪裏

 大分県障害者社会参加推進協議会などの主催。県内の障がい者を対象に毎年開催している。23回目の今年は、県内で開かれている国民文化祭と全国障害者芸術・文化祭の分野別事業となっており、絵画、工芸、写真、書、陶芸、合作の6部門に345点の応募があった。出展者の最年少は7歳で最高齢は98歳。部門ごとの最優秀作品「ときめき大賞」は、来場者の投票数によって決まる。

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 合作部門には福祉施設など15団体が25点を出展。紙を米粒のように小さく丸めて貼り詰めた「富嶽三十六景・神奈川沖浪裏」(渕野病院・大分市)、色とりどりのモールやビーズ、和紙、毛糸などで表現した「観光地・別府」(道しるべ・別府市)、鮮やかな色合いのステンドグラス「ふるさと津久見の風景」(とよみ園・津久見市)などを展示している。

 絵画部門では「はじめは首の痛みで5分も描けなかったが、今は時間を見つけては楽しめるようになった」「握力が弱いので左手を添えて筆圧をかける」などのコメントを添えた個人の作品も並ぶ。

 初日は10時から開会式があり、波多野典子さんと雲谷恭子さんがピアノとバイオリンの演奏を披露。同協議会の佐藤一夫会長らのあいさつに続き、昨年の「ときめき大賞」受賞者代表の徳丸玉枝さんを交えてテープカットを行った。

 「ときめき大賞」については12月9日に竹田市で開かれる福祉大会の会場で表彰式を行う。県障害者社会参加推進センターの甲斐賢二事務局長は「一般の人に見てもらえる喜びを胸に、みんなこの時のために1年間頑張ってきた。その成果を見て一票を投じてもらえれば」と呼び掛けている。

 開催時間は10時~17時。最終日の11月5日は12時まで。入場無料。会場では「障がい者芸術・スポーツ写真展」も同時開催。障がい者の活動や大分国際車いすマラソンをはじめとする障がい者スポーツを写真64点とパネルで紹介している。