別府公園(別府市野口原)で12月14日より、音とイルミネーションのイベント「別府冬粋彩(とうすいさい)」が開催される。
別府商工会議所青年部により十数年間にわたり継続されてきた祭典「チッカマウガツリー点灯式」を起源とする同イベントは今回で7回目。
チッカマウガツリーとは、日本が戦争を迎え別府に米軍が駐屯地を構えた場所(現別府公園)が米アラバマ州のロック・チッカマウガの地形に似ていたことから「キャンプ・オブ・チッカマウガ」と名付けられ、そのキャンプの中心近くにあった大木を兵士たちが故郷を思いクリスマスにライトアップしたことから命名されたもの。
同イベントでも「愛と平和を伝えよう~ラブ&ピースwithチッカマウガツリー~」をテーマに、20万球のイルミネーションで彩る。200本のクリスマスツリーや光のモニュメントを展開するほか、日本最古のクリスマスツリーと言われるチッカマウガツリーに約20万球のイルミネーションをともす。
併せて、ふれあいミニ動物園、手作り香水体験、似顔絵作成などのイベントも開催。屋台販売は12時~20時。今月14日の17時30分から点灯式などを行い、18時30分に一斉点灯を予定する。月17日まで開催される。
点灯時間は17時~23時(12月24日・25日・31日は翌5時まで)。来年1月17日まで。