臼杵の春を盛り上げる「2019春のうすき食フェス」と「石仏の里まつり」が5月3日、臼杵市中心街や国宝臼杵石仏で始まった。初日は好天にも恵まれ、グルメやイベントを楽しむ大勢の市民らでにぎわった。
「食フェス-」は臼杵市観光交流プラザ(TEL 0972-63-1715)とサーラ・デ・うすき(TEL 0972-64-7271)で開催。「交流プラザ」では臼杵の地魚、農産物、ジビエなどを使ったグルメを販売するほか、地元の9店舗が考案した「ごはんのお供」を競うグランプリなどを開催する。「サーラ」ではケーキ、ジェラート、焼き菓子などのスイーツを販売。臼杵のみそについて語るトークショーやストラップ作りなどのワークショップも行う。
「石仏の里まつり」は国宝臼杵石仏(0972-65-3300)の修復工事などが終了したことを受けて初開催。臼杵焼きギャラリーで焼き物「臼杵焼」の蔵出し市、工房見学、箸置きづくり体験、後藤製菓で臼杵煎餅手作り体験(無料)を実施。石仏入館者にソフトクリーム券(各日先着200人)を進呈する。5日7時からは農産物などを販売する朝市を開く。
3日は両会場とも市民や観光客でにぎわった。「食フェス-」のメイン会場となった交流プラザでは津久見樫の実少年少女合唱団のハーモニーでイベントがスタート。「ごはんのお供」の「りゅうきゅう」(300円)を並べた「磯端会議」やイノシシやシカのジビエ肉の串焼き(100円)を販売した「山川屋」など、多くのブースの前に行列ができた。
同会場では4日・5日に交流都市のグルメブースも並ぶ。愛媛県八幡浜市が「ちゃんぽん」、長崎県平戸市が「牛串」を販売する。
開催時間は「食フェス-」は11時~15時、「石仏の里まつり」はイベントによって異なる。5月5日まで。期間中は臼杵市役所を臨時駐車場として開放。交流プラザまで無料シャトルバスを運行する。