大分県出身の「ものづくり系女子」神田沙織さんが著した単行本「3D Printing Handbook」(オライリージャパン)が4月26日、発売された。
神田さんは佐伯市出身で、2008年から3Dプリントサービス運営に関わり、3Dプリンターを組み立てたこともあるという「ものづくり女子」。普段はアパレル系の仕事をしている。店舗のウインドーディスプレーなどの造形制作をはものづくりを通して得た経験を生かしている。
同書は3Dプリンターの使い方が中心で、データの基本、作成方法やスマートフォンケースのカスタマイズ方法などを解説。プリンティングの活用法などを細かに解説している。
「どんな機械で何ができるのかを知ってほしい。3Dプリンターなどを活用して、ものづくりの方法が分かれば身近なことにも役に立つ。ものづくりをすることで生活が豊かになれば」と神田さん。「デジタルとフィジカルを結ぶ新しい個人のものづくりツールとして活用してもらえれば」とも。
価格は2,376円。