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大分市の百貨店で「乾しいたけの粉末」PR 「アイスに合う」と話題

「乾しいたけの粉末」の販促イベント

「乾しいたけの粉末」の販促イベント

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 大分県産「乾しいたけの粉末」のうま味をPRする試食イベントが6月6日、トキハ本店(大分市府内町2、TEL 097-538-1111)の地下2階ふるさとの味コーナーで始まった。「アイスにも合う」と話題の「しいたけ粉」4種類などを販売している。

「乾しいたけの粉末」4種

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 大分県椎茸(しいたけ)振興協議会(事務局=県林産振興室)主催、姫野一郎商店(竹田市)共催で、乾しいたけのうま味と活用法を紹介する目的で実施。同コーナーに特設売り場を設け、粉末を使用した試食と料理の紹介などを行う。

 同協議会によると、粉末は水で戻す手間がかからず栄養価やうま味などはそのままに摂取できる。特有の香りも抑えられ、食感もないことから「シイタケが苦手な人でも楽しめる」という。5月にテレビの情報番組でアイスに振りかけて食べる新しい活用法などが紹介され、話題となった。

 売り場では、粉末を入れて焼いたつくね、振り掛けて焼いたラスクなどを用意。イベントに合わせて同店が新たに作ったという粉末、細粒、中粒(以上、20グラム・270円)、荒粒(15グラム・216円)のパック4種類と、干ししいたけの「どんこ」(100グラム・1080円)なども販売している。

 初日は推進室職員らが準備に当たり、開店直後から来店者に声を掛けては試食を勧めた。つくねを味わった市内の60代女性は「テレビで見て気になっていた。簡単に料理に足せるのがいい」と粉末を購入。豊後大野市から足を運んだという50代の女性は「まずはアイスクリームにかけて食べてみたい。みそ汁に入れてもおいしいと思う」と話した。

 同商店営業2課の平山裕昭課長は「煮物、炒め物など何にでも合う。振りかけてから焼くトーストもおすすめ。いろいろ試してうま味を楽しんでほしい」と話している。

 営業時間は10時~19時。今月11日まで。

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