11月11日で15周年を迎えた別府の中華料理店「チャイナキッチン笑福」(別府市石垣東1、TEL 0977-22-3328)が、もともと店のメニューとして提供している坦々麺「ドラゴンヌードル」を土産用としても販売を始めた。
商品化に際して、店主の松本さんはかねてより麺に使う水を探し求めていた。ようやく出合ったのが別府の旅館の温泉水だった。その温泉水を練り込んで作った麺は「くせが無く、こしがある」と松本さん。スープには県北の乾しシイタケ、冠地鶏など大分県産品にこだわった。濃厚で深みのあるスープとやや太めの麺の相性は良く、温泉水を使って練った麺からほんのり出る塩分が「まろやかさを引き立たせている」という。粗くほぐした合いびき肉の食感も楽しめる。店内でも提供する(750円)。
商品名に使うほどドラゴン好きな松本さんが作ったドラゴン2体を左右に置く同店。中華一筋30年、ホテルでの修業時代を経て自分の店を持ち15周年目を迎えた。40代以上の客が中心で、常連が8割を占めるという。
価格は2食入り2,100円。ホームページでも注文を受け付けている。営業時間11時30~14時、17時30分~22時。水曜定休。